皆さんこんにちは。

今回のブログでは先日お客様に納められたE36型ハルトゲ用オリジナルマフラーのご紹介です。

オリジナルマフラー紹介の前にちょっとだけハルトゲについて解説しますね。

BMWオーナーの方もそうでない方も、ハルトゲというネーミングからハルトゲクラシックのアルミホイールを思い浮かべる方が多いかと思います。

そんなハルトゲ社は、レースドライバーであったヘルベルト・ハルトゲ氏によって、1971年にドイツ・ザールランド州のメルツィヒにBMWの販売と修理を目的として設立されました。

ハルトゲ社は1974年にベッキンゲンに移転し、1万平方メートルという広大な敷地に工場と倉庫を構え数々のレース経験を生かしたパーツの開発と販売を開始。

当時の5シリーズ(E12)・3シリーズ(E21)用パーツをかわきりに世界屈指のチューニングメーカーへと発展していきます。

1991年にはその技術力をかわれ、フランス・ルノー社からルノー・サフランをベースとした豪華サロンカーの開発を受注し、1994年から96年半ばにかけて800機を超えるハイ・ターボエンジンを組み立てて供給するなど、ハルトゲが単なるチューニングメーカーに留まらない、自動車業界の品質基準をクリアする技術力を持った自動車製造業者であることを証明。

事実、1985年以降にはドイツ政府自動車局であるKBAから、ハルトゲ社は自動車製造業者としての許可を得ています。

ハルトゲは自社開発パーツを組み込んだ所謂コンプリートカーの製造も行っており、日本でもハルトゲコンプリートの車輌が販売されています。

今回オリジナルマフラーを依頼されたのは、E36型の325iをベースにした超希少なハルトゲコンプリートH26spのオーナー様。

依頼された背景としては、重低音で響き渡るエギゾーストノートは気に入っているものの・・・そこにに混ざるビビリ音が気になるという理由。

このビビリ音はマフラーの経年劣化が原因となるため、マフラーを交換しなければ解消することができません。

とはいえ、新品のE36用ハルトゲマフラーなど手に入るわけがないということで、音質&デザインが選べるオリジナルマフラー製作という運びとなりました。

オーナー様との入念な打ち合わせを終え、オリジナルマフラーの製作が開始されます。

そしてオーナー様が首を長~くして待つこと数週間・・・

完成したオリジナルマフラーがこれです(>ω<b

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オーナー様の意向として、テールエンドは”如何にも変えてます”感は出したくないということで出口はノーマルに近いジェントルな仕上がりとなっています。

でも、そこはハルトゲマフラーの重厚なエギゾーストノートが気に入っていたオーナー様ということで、エギゾーストノートについてはハルトゲマフラーに負けず劣らず重厚感あるサウンドに仕上りました!!

今回ご依頼いただいたハルトゲのオーナー様は気になっていたビビリ音からも解放され、これからはオリジナルマフラーの重厚感あるエギゾーストノートを響かせながら「駆け抜ける歓び」を満喫してくれることと思います!!

BMWの旧モデルのマフラー交換でお悩みのオーナー様は、是非一度つたえファクトリーにご相談ください!!

 

私達は、長く快適なBMWライフを満喫いただくため、トレーニングを受けたメカニックがメンテナンスさせて頂きます。
他店でBMWをご購入された方でも「Tsutae’s Check Up」でBMWの診断をさせて頂きます。

つたえファクトリーでは、法定12ヵ月点検以上にBMW専用の点検項目を設けた「Tsutae’s Check Up」をご提供しております。この点検内容は、「即交換」「早期交換」「予備交換」と3段階に分けた診断書をお渡しし、今後のメンテナンス計画についてコスト面も踏まえながらメンテナンスさせて頂きます。

私達はBMWを身近に感じているパートナーとして、様々なご要望にお応えして参ります。

 

それでは皆さん、また次回のブログでお会いしましょう!!